ケトコナゾールの要注意事項

ケトコナゾールというのは、一般に抗真菌剤とよばれている種類の医薬品です。通常、水虫を含む白癬、皮膚カンジダ症などの真菌が原因となる皮膚の病気の治療薬として用いられています。
このケトコナゾールは、有効成分を配合したクリームタイプの製品ですので、1日1回、清潔にした手の指で患部に直接塗るという使用方法をとります。ただし、脂漏性皮膚炎といって、頭などの皮脂が多い部分にできる皮膚炎については、通常よりも多めの1日2回の頻度で塗ることになっています。
1回に塗る量を必要以上に多くしたからといって、病気がより早く治るわけではありませんので、こうした用法・用量はきちんと守るというのが原則です。その上でのケトコナゾールを使用する上での注意事項としては、妊娠している人や、皮膚が過敏で弱い人、アレルギー体質の人などは、副作用の可能性がないとはいえないので、使用を控えるようにするということです。
このケトコナゾールが原因となって起きる副作用としては、あまり深刻なものはありませんが、皮膚がかゆくなったり、赤くただれたり、皮膚の一部がはがれたりといったものが多く、他には水ぶくれが出る、焼けるような感覚や痛みがある、皮膚のべとつきが感じられる、じんましんのような発疹がある、といったものが挙げられます。
こうした症状がでる人は、基本的に皮膚そのものが過敏であるタイプと考えられ、以前にもこうした塗り薬で同様の副作用が現れたことがあるのではないかとみられます。ケトコナゾールに限ったことではありませんが、副作用がひどいようであれば、処方を受けた医師か薬剤師にくわしく症状を説明して、どのような解決策があるかを聞くのがよいでしょう。